若冲が来てくれたので、福島まで会いに行ってきた(2013年8月24日)

2013年8月24日、伊藤若冲をはじめとしたプライスコレクションの絵を見に、福島県立美術館まで行ってきた。初福島。初東北。やっと来ることができたというか。もちろん、若冲の絵が見たかった。若冲すごい。かっこいい。

「若冲が来てくれました―プライスコレクション 江戸絵画の美と生命―」と題して、プライス夫妻の絵画コレクションが東北に来て、行くとしたら夏の福島か、ということで予定を組み、初めての東北新幹線で行ってきた。日帰りで。

本当に本当に、行ってよかった。過去に見た美術展で、一番「見終わった後の満足度」が高かった。すごく楽しかった。

あ、そうそう、ひとことで言うと、「楽しかった」。

まあ、こんな感じでわかりやすく「あのゾウ」の絵の部分が置いてあるので

こうやって記念撮影をするわけですよ。

ニャーとか鳴きそうなトラの絵の横でも

こうやって撮るわけですよ笑

伊藤若冲だけでなく、円山応挙や鈴木其一、長沢芦雪といった、僕らでも一応なんとか見たことのある絵、まあつまり「ぶらぶら美術・博物館」とかいろんなテレビ番組とかで紹介されたりしている迫力ある絵も多くあって、もうすごいというか。一部の絵はガラスに収められていなくて直接見ることもできる。

朝イチに間に合うように行ったけれど、それでもかなり並んでいて、入場してすぐのところは混雑している。僕らは途中で先回りして空いている伊藤若冲のところからゆったり見たり、もうね、贅沢。

若冲の絵はもちろん「うはあ」なんだけど、今回の展覧会で一番好きな絵がこの満開の梅の花の屏風絵「紅白梅図屏風」。作者は不明。大きな屏風が2双、かなりの迫力の満開の梅の絵。

「大きな絵は正義だ」と思った。この絵の前で花見ができる。1時間はこの絵の前でおいしくお酒が飲める。間違いなく。「うひゃあーーー」と、この絵の前でいろいろ受け止めていた。

図録を購入。

伊藤若冲のこの豪華絢爛な「鳥獣花木図屏風」の絵は、実物のあの迫力を見てしまうと小さなポストカードじゃ貧相すぎるので、屏風風に立てられるタイプの少し大きいサイズのポストカードを購入。

長沢芦雪の白いゾウと黒いウシの絵「白象黒牛図屏風」も、同じ理由でこれも屏風風に立てられるタイプのポストカードで。

若冲の「虎図」とめでたそうな「旭日雄鶏図」は普通のポストカードで。

一番気に入った絵の「紅白梅図屏風」のポストカードは買わず。あれはやっぱり実物の大きさがいい。

行ってよかった。本当に。

僕らが行った日、福島展で5万人達成したらしい。

若冲が来てくれました―プライスコレクション 江戸絵画の美と生命―

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