上野動物園の真夏の夜の動物園、ゾウの日のトークイベントに行ってきた

8月12日はゾウの日。上野動物園の真夏の夜の動物園で、アジアゾウ飼育員とWWFの人によるゾウのトークイベントを聞いてきた。ゾウのバッジはアンケートを書いてもらったもの。

インドネシアのスマトラ島のゾウが地域住民の住むところに出てくるようになり、害獣として多く殺されていること。

理由の一つは、ゾウの住む森林がこの30年ぐらいで半分になってしまったこと。

人間が森林を伐採して、代わりに紙の原料となるアカシアの植林地にしたり、パーム油の原料となるアブラヤシを植えていること。

紙はもちろんのこと、パーム油も石鹸や化粧品や加工食品(インスタント麺やスナック菓子の揚げ油)に使用されていて、私たちの日々の暮らしと密接に関わったものであること。FSC認定やRSPO認定の森林伐採に配慮した商品を買うことで、その影響を減らせること。などなど。

そして動物園はゾウの飼育、保護、繁殖を担ってる。

僕も数年前に知った話だけれど、動物園のかわいいとかかっこいいというような写真を撮ってるだけだとたぶん何も動かないんよなあと、最近は悶々とする。個人として、動物園にも社会にもどうやったら貢献できるんだろうと、改めて考える。7年前に独立したときはこのテーマにもう少しキラキラしてたんだけど、なんかいまは生きるのに一所懸命すぎるよな。

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