つじあやのライブ@大阪市中央公会堂(2005年12月11日)

2005年12月15日

12/11、つじあやののライブ・ツアー「CALENDAR MUSIC」、大阪市中央公会堂に相方さんと行ってきた。「う列」19番と20番。「思っていたよりもとてもよかった」と書くと失礼なのかもしれないけれど、本当にそんな感じだった。思っていたよりもずっとよかった。

大阪市中央公会堂は、2002年の改装前のずいぶんと昔に一度だけ行ったことがあって(高校の時か?)、うろ覚えの記憶では薄暗い灰色の印象しかなかったけれど、外観はもちろんのこと内装もずいぶんと綺麗になっていた。この場所を会場に選んだのは正解。

あと、今回改めて思ったのは客層の幅広さ。中高年層が妙に多いような気がする。あとファミリーとか。

「CALENDAR MUSIC」と題されたツアーの名の通り、ライブの内容は春夏秋冬の順に時間軸に沿って進行。季節が変わるごとに、つじあやの嬢の横のテーブルにある花瓶に違う花が飾られていく。大げさではないものの、少しショー的な要素がところどころに入れられている。

バンドの演奏する「春色のワンピース」にのって、花束を抱えて登場。なんだか知らないけど「わー」と笑ってしまった。少し挨拶を入れてから鼻歌を合わせる感じで曲を進め、間を置かずに「春風」。ライブで聴いたのは初めて。確かタンバリンも持たずに(ウクレレも持たずに)棒立ちで歌っていたような…。声がなんだかケロケロした感じに聞こえる。わー、ギターがヒックスビルの木暮さんだ。他はだいたいいつものメンバー。

「ブルー」はアルバムではかなりエレクトロな感じだったけれど、ライブではストレートでちょっと重い感じだった。やっぱりバンドでやるとそう聞こえてしまうのかもしれない。と思ったとたんに軽いイントロが。おお「おいたままラブレター」では。かなり意外。ちょっと嬉しい。「クローバー」がなかったのが残念。

「お天気娘」を見ていて思ったのは、この人はやはりウクレレがずいぶんうまくなったなあと。ちょっと前ならストロークでずっと通していたものを、曲の中でストロークとピッキングを使い分けていたり、その他諸々、もうなんだか完全にミュージシャンだ。当たり前なんだけど。

とのんびり構えていたら、次の曲でびっくりすることになる。エレウク(エレキウクレレ)に持ち替えて、「やっぱ、夏はこれや思うねん」とつじあやの嬢に似合わない台詞(軽いタメorドスを含む)で始めたベンチャーズの「パイプライン」。結構唖然として眺める。やっぱり「恋人どうし」のPVに出ている林泰文つながりで映画「青春デンデケデケデケ」経由だろうか(ちなみに僕はこの映画が大好きだ。一番最後の「ジョニー・B・グッド」でわんわんくる)。しかもあやの嬢はリードを弾いているでは。わーわーわー。

続けて「太陽に隠れてる」のGSアレンジバージョン?みたいなの。これもわーわーわーって感じ。相方さんに向かって静かにコーフンして何か喋ったような気がする。なに喋ったか思えてないけど。CDで弾き語りの曲がバンド・アレンジになることは他のアーティストではあんまりないので(逆はよくあるけど)すごく新鮮。そうだ夏の曲だったんだ、と。

そして「『Shiny Day』をわたしから始めます」とディストーションのエフェクターをガシッと踏んでエレウクでイントロを弾き始める。いやはや、もうなんだか、あのPVのつじあやのと全然違うイメージでパワフルな演奏。ガシガシ弾いてる。はっはっは。「愛の真夏」まで、夏の曲はすべてエレウクで通していた(と思う。たぶん)。

秋で衣装替え。「月」は初期にはない技巧的なメロディが好きだ。秋の夜のカコーンとした(ん?)雰囲気をなぞろうとするアレンジも好きだ。秋のイメージは月だと言って、秋はすべて月の曲。なんと「三日月の夜」まで! うわあ! 相方さんも好きな曲。文学少女的雰囲気に満ちあふれた隠された名曲。それでもMCでは三田牛がウマくて感動した話を延々と。

ここからは冬の曲。冬の曲が一番多かった。「恋人どうし」はダブルベースでやって欲しかったな。「星降る夜のクリスマス」で本編終了。

アンコール(ちょっと暗転が長かった)後はみなさんTシャツで登場。弾き語りでやった新曲「そばにいるよ」は、サビがこれまた技巧的なメロディラインの曲。サビに英語のフレーズが出てきたけど、でも、いいね。

終わったのが19時半過ぎ。ほぼまるまる2時間。22曲もやっていた。こんなにやったのは初めてじゃないかな? 充実した内容だったと思う。アルバム『CALENDAR CALENDAR』は僕の中では企画アルバム扱いになっていて、アルバムとしてはそれほど魅力を感じてなく(曲はいいんだけどね)、ライブも「きっといつもみたいな感じだろうなあ」ぐらいにしか思っていなかったからかもしれない。とにかく、構成もバンドのアンサンブルも含めて、とてもよかったよかった。

  1. 春色のワンピース
  2. 春風
  3. ありきたりのロマンス
  4. ブルー
  5. おいたままラブレター
  6. お天気娘
  7. パイプライン
  8. 太陽に隠れてる
  9. Shiny Day
  10. 愛の真夏
  11. 黄金の月
  12. 三日月の夜
  13. パレード
  14. 明日によろしく
  15. ゆびきり
  16. 恋人どうし
  17. 星降る夜のクリスマス
  18. 風になる
  19. そばにいるから(新曲)
  20. チョコレート
  21. 新しい日々

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プロフィール

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