言いそびれたお祝い(JR九州の九州新幹線全線開業CM)

言いそびれたお祝い。

今朝(3月15日朝)、自宅で仕事を始めようとPCの電源を入れて、でJR九州の九州新幹線全線開業CMというのを知って、見た。180秒、3分のCM。

期せずして、見てたらなんやしらんわんわん泣けてきた。

新幹線開通で地域が活性するかどうかにはいろんな意見があるだろうけれど、それでも希望の光のひとつには間違いないし、そこに住む人の多くにとってはお祝いの出来事のひとつ。この数多くの笑顔や人たちは別撮りなんだろうか、ほんとに1車両走らせて撮ったんだろうか。どっちでもいいけど、地震で感情が緊張していたからか、明るい笑顔に涙。

これと似たCMで、The Beatlesの「All Together Now」を使った海外のCMがあったと思うけれど、まあそんな小さなこと言わずに、九州新幹線、全線開業おめでとう。


とここまで書いたのが昨日(3月15日)の夜。書いている最中に大きな地震がまた来て、PCの電源を落とした。

「All Together Now」を使った海外のCMは、BudweiserのCMだった。真似とかまあもうぜんぜんどうでもいいけど、JR九州のCMの方が僕にはハッピーだ。

3月17日追記。
これだ!


祝!九州 | 祝!九州縦断ウェーブ(現在、サイトの公開は終了)

「九州縦断ウェーブ」として一般公募で、1車両にカメラ積んで撮ったんだ。いいな。こんなときだけど、ちゃんと放送してあげないと。

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関西電力のCM「15才の君へ。」

今年(2010年)の1月から3月頃に流れていたという関西電力の「15才の君へ。」のCM。

だめだ。ぶわっといろいろ胸にやってきて、涙と鼻水が止まらない。そんな状態でこのエントリーを書いているなう。

このCM映像、以前に見たような気もするし、見てないような気もする。東京では流れていないから、見たとしたらWeb上で見たんだろう。

阪神淡路大震災の当時を思い出したというより、その3年後ぐらいに六甲アイランドに住んでいた頃を思い出した。サイゼリヤで働いていた頃で、髪を何度か切ってもらっていたカットハウスのご主人さんとその奥さんとの会話を思い出した。街はだいぶ落ち着いていたものの、下町の方はまだ復興が始まった頃で、六甲アイランドにもまだまだたくさんの仮設住宅があった頃。

秋だったか、髪を切ってもらいながら、「ルミナリエ、いつ行こうかねえ、お兄さんは行くの?」とか、神戸に空港建設予定があって(できちゃったけど)、その可否を問う住民投票だか何かに絶対行くぞって「いやもう空港なんて絶対いらんから」と怒ってたそのご夫婦。

ルミナリエはきれいだった。いまはどんな感じで受け止められているか知らないけど、あの当時はいろんな思いの象徴だった。夕方17時だっけ17時半だっけ、点灯した瞬間の「わあ」という歓声と、拍手を思い出す。うん、きれいだった。

そういうのを、一瞬にして思い出した。

このCM、関西電力のサイトでもちゃんとアーカイブされていて見られる。

かんでんCMライブラリー/企業イメージ 関西電力]