朝、久しぶりに徒歩通勤。腰痛でしばらく遠ざかっていたけれど、街に咲いている桜を見たくなって歩いてみることにした。リハビリだ。少し雨が降りそうな天気だったけれど、歩いているうちに青空も出てきた。
途中にある高校の入り口の桜も七分咲きぐらいだった。あと一息。桜を楽しみに歩いていると、心がリフレッシュされて気持ちいい。いつもはバスに乗ってスマホを見ているだけなので、それだと心が閉じ気味なのかもしれない。
街の家々に咲いているそれぞれの桜もきれいだった。
とある家の庭にとても大きな桜の木があって、毎年桜の花の時期に通りかかるのを楽しみにしているところがあるのだけれど、今日通りかかったら桜の木が小さくなっていた。どうも大きな枝か幹を切り落としてしまったようだ。折れてしまったのか電線への接触を避けたのか、理由はわからない。もしかしたら望まないものだったのかもしれない。でも、小ぶりになった桜はそれでもきれいに咲いていた。
立ち止まったり、遠回りをしたり。久しぶりに歩いて足に軽い疲労感があるけれど、心は気持ち良くなった。春を楽しんでいる味がした。
