某日。半年おきの眼科の検査の日。検査結果もひとまずなんとか大丈夫とのことで、少しだけホッとした気分を抱えて病院を出る。
瞳孔を開く目薬を両目に差していて世界がとてもまぶしい。そしてぼやけている。複数の検査で緊張を強いられていたのでテンションは低い。
お昼の12時すぎ。ランチの時間帯。事務所に向かう前にこの近くのロイヤルホストに行こうと前日から決めていた。おいしいものを食べてストレスを和らげたい。
平日のランチにロイヤルホストに入るのは久しぶり。混み具合はまったく読めなかったけれど、12時過ぎて客席はほとんど埋まっていた。ロケーションからの想定とは違って意外だった。そんなに混むんだ、ここ。
お一人様でカウンターならすぐにご案内できますとのことで、全然カウンターで構わないですという気持ちでカウンターの端っこに座る。

ランチとはいえロイヤルホストなので少し背伸びしたお値段だけれど構わない。今日のランチはおいしいものを食べるのだ。フルサービスの接客もとても気持ちがいい。
ロイヤルホストで選んだことのない「国産豚ポークロースステーキ」のランチを選ぶ。
最初にカップのスープが到着し、程なくポークロースステーキも到着。

麗しきポークロースステーキ。美しい。ピンと襟を正したような佇まい。
香ばしい焼き目、
よく切れるナイフ(とても大事)、
厚みのあるしっとりしたポーク、
しっかりめの味のバタージンジャーソース、
脇役のマスタード。
見た目も味も香りもすべてがパーフェクト。丁寧なおいしさ、丁寧な接客。照明は暖色系で落ち着いていて、ほとんど満席ながらほどほどな賑やかさ。
眼科の検査のために両目とも視界がぼやけたまぶしい世界で、ロイヤルホストという落ち着いた空間はありがたい。BGMはジャズのクリスマスソング。
ごちそうさまでした。

