2015年10月1日、ルーファス・ウェインライトのライブに行ってきた。場所は東京国際フォーラム ホールC。ルーファス・ウェインライトのライブも、東京国際フォーラムも、どちらも初めて。写真、ちょっとボケちゃった
ステージにはピアノが1台とギターが1本。客入れBGMはジュディ・ガーランドのライブ盤(たぶん)。彼がまんま再現したやつ。客層は、女性の方が多めだけど、女性男性とも1人が多い。年齢は30代前後以降みたいな感じだけど、年配の人もいた。
ということで、初めてルーファス・ウェインライトのライブを見た感想を。
ルーファス・ウェインライトを最初に聞いたのがいつかをちゃんと覚えていない。でも、いつのまにか大好きになり、ほとんどのアルバムをそろえ、仕事中のBGMのローテーションの一つになっている。
で、ライブはピアノ(もしくはギター)の弾き語り。改めて「本当に歌と表現がうまいなあ」と思った。起伏のあるメロディからは、この人はクラシックやオペラやスタンダードの素養のある人だというのはわかるけれど、それを表現する歌がやっぱりうまい。ライブだと中音から低音にかけての声の伸びがすごい。しかもクラシカルなピアノを弾きながら、結構余裕な顔をして歌っている。なんなのだこの人は。
本編最後の「I Don’t Know What It Is」から「Cigarettes and Chocolate Milk」にかけて、ちょっと目から汗が出た。そして「Cigarettes and Chocolate Milk」が終わったときに「これぞスタンディングオベーション」というような自然なスタンディングオベーションを体験した。あれは立つよ。両手を挙げて拍手するよ。
才能の塊のような人だ。
この人、次から来日のたびに見に行きたいな。
Rufus Wainwright Concert Setlist at Tokyo International Forum, Tokyo on October 1, 2015 | setlist.fm