ポール・マッカートニー「McCartney III」のインタビュー記事を読んだ

McCartney III

ポール・マッカートニーのニューアルバム「McCartney III」に対してのインタビュー記事。

‘It’s just me’: an exclusive interview with Paul McCartney about McCartney III – Loud And Quiet

なかなか内容が良くてぐっと来て、ちょっと自分に返ってきた。

「アビー・ロードのときに僕は死んでたことになってるんだから、もうあらゆることはオマケだよ When we did Abbey Road I was dead, so everything else is a bonus.」って、まあこれは一種のジョークだけど「生きてるだけで丸儲け」的なオプティミズムを感じる。

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CDを1枚も持ってなくて申し訳ない気もするけど、Pentatonixの結構なファンだ(The Sound of Silenceのカバーが素晴らしい)

サブスク&YouTube時代だとCDやら音源を一切所有していなくてもファンになれる時代で、実はPentatonixの結構なファンだ。何一つ所有していなくて申し訳ない気もするけれど、

Pentatonix。多様性の塊のようなアカペラグループ。男女、白人とラティーナと黒人といった従来のくくりのものだけじゃなく、LGTB+が2名(ところで彼らがカバーした「Imagine」、多様性という意味でも後半の映像構成が説得力ありすぎる)。

リードボーカルを取るのは音域の広いScottが一番多い印象だけれど、紅一点Kirstinの華もいいし、Mitchのソプラノがすべてをかっさらっていくこともある。この3人とも声の個性が違う。ヒューマンビートボックスはKevinだけれど、彼も曲によってはコーラスに回り、そしてなぜかチェロの名手だ。

で、今年発表した曲の一つがSimon & Garfunkelの「The Sound of Silence」で、腰を抜かしかけた。僕がPaul Simonファンなので。

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ポール・マッカートニーがまだライブで演奏していないビートルズ・ソングあれこれ

ポール・マッカートニーは1989年にソロでのライブ・ツアーを開始してから、かなりのビートルズの曲をライブで演奏するようになった。ウイングス時代はまだ「セットリストの一部でビートルズの曲を披露する」程度だったけれど、ソロになってからのツアーでは「半分以上がビートルズ・ソング」という状態にまでなった。

2002年からほぼ毎年のようにツアーに出て、ツアーごとにセットリストを変えているので、当然ながら「ライブで初披露するビートルズ・ソング」も順当に増えていったんだけれど、まだ演奏されていない曲ももちろんある。「ポールの好きな曲のはずなのに、なぜか演奏されていない曲」もある。

ここでは、その「ポール・マッカートニーがまだライブで演奏していないビートルズ・ソング」の主要なものを挙げてみることにする。

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2018年10月31日、東京ドームまでポール・マッカートニーのライブを見に行ってきた

2018年10月31日、東京ドームまでポール・マッカートニーのライブを見に行ってきた。通算5回目のポール・マッカートニーのライブ。「Freshen Up Tour」の日本公演。

チケットの座席がアリーナだったので、ドキドキしつつ、でも過去に「アリーナだったけれどライブがキャンセルになった(国立競技場)」ことがあったので、「いやいや実際に目の前でポールがステージに立つまでがライブ」と願う気持ちで迎える。

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ポール・マッカートニーのFreshen Up Tourのキービジュアルは、東京ドームでのライブ写真なのよね

ポール・マッカートニーの2018年から始まるツアー「Freshen Up Tour」のグローバルのキービジュアルって、日本公演(東京ドーム)でのライブの写真なのよね。

ニューアルバム『Egypt Station』に合わせた新しいツアー日程が公開されたときに「ん?」と思った。写真を拡大表示させてよく見ると、観客の顔はアジア人というか日本人っぽいし、で右上の方を見たらスタンドの看板広告に日本語の文字が見える。まあ、東京ドームでしょうね。いつのかなあ、古い写真を使わないと思うので、2017年のかなあ。

グローバルで使うキービジュアルに、日本公演のものが使用されたのはうれしい。

東京ドームでのライブ、楽しみ。座席がそこそこ良さそうなので、あとはポールがちゃんと日本に来てステージに立ってくれることを祈るのみ。2014年の国立競技場でのライブはアリーナの前から10番目だったにもかかわらず、幻となったので、ステージに立って歌ってくれるまでがライブ。

Tours | PaulMcCartney.com

ポール・マッカートニーのLive from NYCのYouTube生中継を見た

日本時間の2018年9月8日の朝9時(現地時間だと9月7日)、ポール・マッカートニーのLive from NYCのYouTube生中継を見た。ニューアルバム『Egypt Station』のプロモーションで、ニューヨークのグランド・セントラル駅でのライブを全世界生中継。

通常のライブの短縮版とはいえ、約2時間のライブ。グレイト。とてもよかった。

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2018年以降、ポール・マッカートニーのアーカイブ・コレクションは発売されないのではないか

2018年以降、ポール・マッカートニーのアーカイブ・コレクション・シリーズのCDは発売されないんじゃないかな。なんとなくそんな気がしてきた(補足。無事、ちゃんと出た。最後に追記あり)。

今年2017年の経緯をおさらいしておく。2017年の3月に、『Flowers In The Dirt』がリマスターされてCDなどが発売された。豪華な「Deluxe Edition」が過去にない価格感になったり、シングルB面曲がダウンロードのみでの提供だったりと、モヤモヤする形態でのリリースだったけれども、まずは「Elvis Costelloとのコラボ作品」としてまとめられた形だった。

2017年の12月には「アーカイヴ・コレクションのうち8作品の再発」なんてのがあった。メインの売りがLPでのリリース。マニア向けのホリデーシーズン商品。まだアーカイブ・コレクションは終わっていないように見えるのに、「再発」されている。

さて。

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ポール・マッカートニーのソロ時代の名曲、個人的なベスト40を挙げてみた

ポール・マッカートニーのソロ時代の個人的なベストを40曲挙げてみた。好きな曲、隠れた名曲、代表曲、いろいろ混じった40曲。

2週間ほど前にRolling Stoneのサイトであるライターがそのようなテーマで記事を挙げていて、ああそんな雑なテーマでも著名メディアの記事になったりするんだ、じゃあ僕もやるよ、と。Rolling Stoneのその記事も、ライターの個人的趣味の選曲だったし。

Paul McCartney’s 40 Greatest Solo Songs | Rolling Stone

その記事では曲ごとにYouTubeの紹介があって、公式アカウントや信頼あるアカウント以外の個人がアップしている動画も多く埋め込まれていて、正直ちょっとうーんと思ったりするんだけれど、ここではできるだけオフィシャルなものを選んでみることにする(いくつかはどうしても個人がアップしたものになるけれど、許して)。

たぶん数か月後に見直すと曲は変わるんだろうけれど、20位ぐらいからは結構マジな曲のリスト。

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