2018年10月31日、東京ドームまでポール・マッカートニーのライブを見に行ってきた。通算5回目のポール・マッカートニーのライブ。「Freshen Up Tour」の日本公演。
チケットの座席がアリーナだったので、ドキドキしつつ、でも過去に「アリーナだったけれどライブがキャンセルになった(国立競技場)」ことがあったので、「いやいや実際に目の前でポールがステージに立つまでがライブ」と願う気持ちで迎える。
グッズを買うために、午前中から会場入り。天気は晴れ。
昨年同様に、入り待ちをしてみた。車の窓からポールは見られたけれど、残念ながら電話中。どうもラジオのインタビュー?だったっぽい。
ライブのセットリストはまあ前回と大きく変わっていないのは知っていたけれど、楽しみだったのはブラスセクションが加わったこと。
「Hot City Horns」という3人組のグループだそう。
Hot City Horns
「Letting Go」に始まり、「Live And let Die」とかブラスの迫力と音の厚みがあって、とてもよかった。日本ツアー直前のカナダツアーよりもブラスセクションが加わる曲が増えていて(おそらく)、「Ob-La-Di, Ob-La-Da」「Let It Be」や「Hey Jude」でもブラスが入っていた。
イントロで「イチバン!」を加えた「Come On To Me」も、ブラスが入るフレーズを足していたよな。
Hot City Hornsのメンバーも、日本ツアーを楽しんでいただいたようで。
「From Me To You」ではなんかぐっと来たな。今回のツアーで加わった曲。新鮮。「My Valentine」は拡声器バージョンじゃなくて、ちょっと残念。
「Let Me Roll It」では相変わらずJimi Hendrixの「Foxy Lady」を加えていて、ああこれは儀式だなーといまさら思いながら見ていた。
「Let It Be」と「Hey Jude」のとき、多くの観客がスマホのライトを振っていて、すごくきれいな景色だった。壮観。こんな光景初めて体験。アリーナからだったので、スタンドがすごいきれいだった。
海外だと映像で見るけど、去年のポールのライブでもここまでじゃなかったし、今年は何が起きたんだろう。いつもスタンドだったから気がつかなかったのかな。自然発生的にみんなスマホのライトをかざすのが連鎖していった感じ。僕もライト付けて振った。
アンコールでの登場のとき、ちょうど10月31日でハロウィンだったので、バンドメンバー全員で仮装して出てきたので笑った。なかなか見られないものが見られた。
いやあ、よかった。去年(2017年)の来日のときは「もうこれで最後かも」というちょっとしんみりした感じもあったけれど、不思議と今回はその感情がなかった。実際のところ年齢的にはもうそんなに期待できないだろうけれど、彼は元気なうちはステージに立つんだろうな。
グッズはTシャツと、いつものとおりキーホルダーを購入。Tシャツはもう買うまいと思っていたけれど、直前に思い直して買ってしまう。
歴代のキーホルダーたち。2013年、中止になった2014年、2015年、2017年、そして2018年。
名古屋公演の後に投稿されたポールのInstagramの投稿が泣ける。楽しんだんだろうなあ。良かった。