2018年行ってよかった展覧会10選

今年も、見に行ってよかった展覧会(美術展、博物展)をまとめてみた。2018年に行った中から印象に残っている展覧会10選。

今年行った展覧会はおそらく合計38回(この記事を書いたあとに2件行ったので、合計40回になった)。友人の作品を見に行ったものも含んでる。その中から、行った順で10個。10個に絞るのはむずかしいね。

目次

特別展「仁和寺と御室派のみほとけ-天平と真言密教の名宝-」(東京国立博物館平成館 2018年2月)

仁和寺の本尊や秘仏がたくさん来た。仏像がたくさん。なんか年を取るほど仏像が好きになる。そんなに詳しいというわけじゃないのに。

島村光展 「十三支・おくれてきたねこIV」(LIXILギャラリー 2018年7月)

あんまり何も前情報なく見に行った島村光さんの備前焼の作品展。ふわっと上品でかわいかった。

島村光展「十三支・おくれてきたねこIV」がよかった

野口哲哉「~中世より愛をこめて~ From Medieval with Love」(ポーラ ミュージアム アネックス 2018年7月)

野口哲哉さんの作品展。好き。細部が細かいし、設定が笑えるし、仕草格好が素敵。

野口哲哉「~中世より愛をこめて~ From Medieval with Love」の展覧会を見に行ってきた

特別展「縄文-1万年の美の鼓動」(東京国立博物館平成館 2018年8月)

縄文時代の国宝6点すべてがそろった縄文展。縄文時代の土偶や土器の模様の力強さとか迫力だとかを全体からすごく感じた。すばらしかった。

縄文時代の国宝6点すべてがそろう縄文展が素晴らしかった

藤城清治「光と影の生きる喜び展」2018(教文館9階ウェンライトホール 2018年8月)

毎年見に行く藤城清治さんの作品展。高齢なのに、その年の新しい作品が非常に多くて驚き、感嘆する。力強いし、美しいし、大作も多い。

藤城清治「光と影の生きる喜び展」2018を見に行く

金魚絵師 深堀隆介展 平成しんちう屋(平塚市美術館 2018年8月)

金魚絵師、深堀隆介さんの作品展。金魚の立体感がすごくて絵には見えない。平塚市はちょっと遠かったけれど、見に行けて良かった。

平塚市美術館「金魚絵師 深堀隆介展 平成しんちう屋」に行ってきた

どうぶつゆうびん局へようこそ!-はしもとみおの木彫の世界-(郵政博物館 2018年9月)

はしもとみおさんの作品展。素敵だった。展示されてる動物たちが優しくてあたたかい。ありきたりな表現だけど、生きてる。

はしもとみおさんの展示「どうぶつゆうびん局へようこそ!」を見に郵政博物館へ

小原古邨展 -花と鳥のエデン-(茅ヶ崎市美術館 2018年10月)

NHKの日曜美術館で知って、これは見に行かないとと見に行った小原古邨展。繊細だけど、木版画。鳥や動物、植物が中心。とてもよかった。2019年に太田記念美術館で別の小原古邨展をするそうなので、楽しみ。

特別展「仏像の姿」~微笑む・飾る・踊る~(三井記念美術館 2018年11月)

仏像だらけ。踊る仏像だったり躍動感あふれる仏像だったり、ポスターだけからはなかなか伝わりきらない素敵な格好の仏像が勢ぞろいだった。眼福。

田島享央己木彫展 ‐花も嵐もお彫刻‐(日本橋三越本店 本館6階 アートスクエア 2018年11月)

田島享央己さんの木彫展。どれもシュールかわええ。素晴らしい。ハト車掌ほしい(高い)。

10選から漏れたもの

仏像の展覧会を多く見に行った年だったかも。

10選から漏れたけれど、印象に残っているものを挙げてみる。

  • 光琳と乾山 ―芸術家兄弟・響き合う美意識―(根津美術館 2018年5月)
  • ミラクル エッシャー展(上野の森美術館 2018年6月)
  • 特別展 昆虫(国立科学博物館 2018年9月)
  • 「京都・醍醐寺-真言密教の宇宙-」(サントリー美術館 2018年10月)
  • 特別展「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」(東京国立博物館 平成館 2018年11月)
  • 夜廻り猫展~深谷かほる作品展2~(日本橋三越本店 本館7階 はじまりのカフェ 2018年12月)
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