2016年7月6日、エディ・リーダーのライブに行ってきた。場所は久しぶりのビルボードライブ東京、僕らが見たのは7月6日の1stステージ。2014年のライブから2年ぶり。
エディ姐さんはいつもと変わらない感じで、何かが乗り移ったようなライブ。とにかく楽しそう。アルコール入っているのかなとか、何かを演じているのかなとか思ったり、とにかくいつもの天真爛漫なステージ。
1曲目の「The Moon is Mine」ですぐに「うさぎうさぎ」のフレーズが登場。ご機嫌。
エディを見ていて、ああこの人と一緒に僕らは30年弱も年を重ねてきたんだ、一緒に歳を取ってきたんだなあと、この人の「変わらなさ」と自分の加齢をしみじみ味わいながら、人生を楽しむって大事なことなんだなあと本当に思った。人生を楽しむってすてきだ。エディは楽しんでるよな。
「Lazy Heart」の演奏はとても珍しく感じた。たぶん僕はライブでは初めて聞いたような気がする。ちょっとびっくり。
「Wild Mountainside」で、最後のフェーズで旦那さんのジョン・ダグラスとデュエットのような形になって、ああいいなあ、すてきだなあと思った。
あとあれだ、「Mystery Train」! バンド形式でプレスリーっぽく、とってもかっこよかった。良かった。
「Moon River」、泣いたよ、ライブで聴くのも何度目かだけど、もうね、ライブ見ながらあれだけの涙がつーっと流れてきたの過去ないレベルじゃないかというくらい、泣いたよ。エディがお母さんのジーンになりきって、とっても歌がうまかったけれどシャイなお母さんで「歌わないわよ、歌わないよ、歌わないよ」と言いながら歌ったり。
最後の曲が、期せずして「A Smile In A Whisper」。フェアグラウンド・アトラクションの1曲目がこんなタイミングで。そしてステージから全員が降りたあとで、演奏なしでおまけで歌った、というか何かが乗り移って歌った、いつもの「La Vie En Rose」。
ライブはいつも最高ですてきだけど、今回もとても最高ですてきだった。
セットリスト
- The Moon Is Mine
- Vagabond
- Charlie Is My Darling
- Lazy Heart
- Dragonflies
- Comedy Waltz
- Baby’s Boat
- Pray The Devil Back to Hell
- Fairground Attraction
- Wild Mountainside
- Patience of Angels (by Boo Hewerdine)
- Mystery Train
- Perfect
- Moon River
- A Smile In A Whisper
- La Vie En Rose
今回の来日公演は、3月に発売されたベストアルバムに合わせたツアーだと思うけれど、結局このベストアルバム、日本盤は発売されていないよね。エディのCDで日本盤が出なかったのは初めてだと思うし、それがベスト盤でそうだったのだから、CDってやっぱり相当売れていないんだろうな。厳しいね。
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と、ぼんやりYouTubeを見ていたら、来日直前のメッセージ動画があった。