この数か月というか半年ぐらいというか1年ぐらい、孤独というか何かに怯えるような感じの小さな恐怖に向き合いながら生きている気がする。日によって調子いいときもあればキツいときもあって、でもまあそういうもんやよなとも思っていて。小規模事業体として事業を前に進めるということはこういうもんやよなって。
ちょうど1年ぐらい前にボイストレーニングを始めた。もともと声の出し方がうまくなくて1時間話すだけで喉をよく痛めていたので、それを治そうと思って通い始めたんだけれど、結果として週1回のボイストレーニングがいい発散になっている気がしている。結構仕事で追い込まれているときも、これに助けられている。
先月、仕事をしながらEddi Readerを聞いていて、好きな曲の一つ「My Old Friend The Blues」がかかったときに、ああこの孤独や小さな恐怖というやつはブルースなのか、ブルースと呼べばいいのか、とちょっと思った。誰かのカバーというのは知っていたけれど、調べるとSteve Earleという人によるもので、ブルースシンガーではなくてカントリーの方面の人らしい。
エディのバージョンは静かでひんやりとした夜に孤独と向き合うというか嗜んでいるようなジャズでミッドナイトな曲で好きなんだけれど、Steve Earleもカントリー的な朴訥とした味わい。
孤独や小さな恐怖はブルースなんだ。古い友達と思えばいいんだ。これ以上失うものはないんだと安心すればいいんだ。
Lovers leave and friends will let you down
But you’re the only sure thing that I’ve found
No matter what I do I’ll never lose
My old friend the bluesJust let me hide my weary heart in you
My old friend the blues
大好きな曲。My Old Friend The Blues.