2016年7月16日、友達つながりで、宇川征二さんの個展に行ってきた。動物をモチーフとした油絵たち。場所は銀座。
絵のテーマ、ストーリーと動物の表情がとても良かった。完全に僕好み。宇川さんからいくつかの絵のテーマを解説していただけたけれど、シュールだったりクスッと笑えたり頷けたり、おもしろい。不思議な魅力。
冒頭の絵は「しりとりとり」という絵で、鳥の名前がしりとりになっていて、くちばしで相手の尻尾をくわえている。かわいい。しりとりも難しい。
これは「オアシス」という題だったと思うけれど、ネコのシチューの器にネコがシチューを作っていてという、なんともシュールな絵。
入口に飾られていた絵。「ナンでした~」という題。「パンダー」「パンだー」「パンだー」に対しての、「ナンでした~」。もうね、ずるい。笑える。
最終日にギリギリ見られて良かった。
ポストカードがまたおもしろくて、裏に描かれている小さなイラストまで含めて「作品」というようなものが多くて、楽しい。
表面の絵だけでももちろんすてきなんだけれど、裏面まで見てクスッと笑う感じ。一番左は「エビカツミックスサンド」という題の絵なんだけれど、裏面にはスーパーの商品に貼られているラベルの絵が描かれていて、賞味期限とか値段とか原材料名とかが書かれている。メッセージとしては「食べ物のラベルに食品のアレルギー情報とかが書かれるようになったけれど、それを作った人が猫アレルギーだったりしたら、そういうのも書かれているとおもしろいんじゃないか」ということで、こういう絵になったんだそう。
まあとにかく、おもしろかった。また個展をしたら見に行きます。