CDを1枚も持ってなくて申し訳ない気もするけど、Pentatonixの結構なファンだ(The Sound of Silenceのカバーが素晴らしい)

サブスク&YouTube時代だとCDやら音源を一切所有していなくてもファンになれる時代で、実はPentatonixの結構なファンだ。何一つ所有していなくて申し訳ない気もするけれど、

Pentatonix。多様性の塊のようなアカペラグループ。男女、白人とラティーナと黒人といった従来のくくりのものだけじゃなく、LGTB+が2名(ところで彼らがカバーした「Imagine」、多様性という意味でも後半の映像構成が説得力ありすぎる)。

リードボーカルを取るのは音域の広いScottが一番多い印象だけれど、紅一点Kirstinの華もいいし、Mitchのソプラノがすべてをかっさらっていくこともある。この3人とも声の個性が違う。ヒューマンビートボックスはKevinだけれど、彼も曲によってはコーラスに回り、そしてなぜかチェロの名手だ。

で、今年発表した曲の一つがSimon & Garfunkelの「The Sound of Silence」で、腰を抜かしかけた。僕がPaul Simonファンなので。

かなりいい。素晴らしい。何よりSimon & Garfunkel の2000年以降のライブバージョンのアレンジをかなり参考にしているように聞こえる。すごくうれしい。歌い回しが「それ!それ!」と両手を挙げたくなる。

この曲、2年前に加入したベースのMattが3番手でリードを取るんだけれど、これだけのMattの大フィーチャーはたぶん初めて。

で、Mattがリードを取るときは1番手にリードを取ったScottがベースを担当しているのだ。ライブを前提に考えられているからだろうけれど、これ、レコーディングされたバージョンでもMattがリードのパートのときはScottがベースなのだ。アカペラグループがレコーディング曲でもベースをスイッチをしているのは珍しいんじゃないのかな。

「The Sound of Silence」は普通にやると単調になってしまう曲だけれど、これだけドラマチックになって、唸るしかない。

唐突に書きたくなって書いた。仕事じゃないのになんで長文書いてるんだろう。

他にもLeonard Cohenのカバー「Hallelujah」も相当秀逸。ベースがAviだった頃の曲で(ベースがまたいいのだ)、でもソプラノのMitchが最後全部かっさらっていってハイライトにしてしまう曲。

Pentatonixは、YouTube時代のアカペラグループだなあと感じる。新曲の公開もYouTubeが早いし、YouTubeだけで公開されているカバー曲などもかなり多い。ライブツアーの様子もかなり頻繁にアップされる。映像を見ていると、ホント個性の塊だ。

PTXofficial – YouTube

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