「日本のグラフィックデザイン2013」を見た(2013年7月28日)

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2013年7月28日、清澄白河から六本木に移動して、東京ミッドタウンで開催されている「日本のグラフィックデザイン2013」へ。書籍とか商品パッケージとか、広告ポスター、ロゴ、その他諸々の「デザイン」の展示。

ちょうど会社として「メッセージをどう伝えるか」を考えていたときでもあったので、刺激を受けるなど。こうやって「表現」できる人を尊敬する。

東京ミッドタウン・デザインハブ第40回企画展「日本のグラフィックデザイン2013」|2013年|イベント|東京ミッドタウン

2013年6月8日、世田谷美術館へ「暮らしと美術と髙島屋」展を見に行ってきた

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2013年6月8日、世田谷美術館へ展覧会「暮らしと美術と髙島屋」展を見に行ってきた。高島屋百貨店の、創業1831年からの「美術」に対する取り組みをまとめたもの。とてもおもしろかった。

普段行われているような美術作品の展示だけではなく、呉服などの「商品」そのものや、宣伝広報の「広告」、館内に掲げられたり壁に描かれる絵画などにも当然のように美術の要素が多く含まれていて、「文化」の発信に対する意識の高さをすごく感じたし、それが企業精神なのだろうな、と。

セールなどの催事のときに大々的に打たれる「広告」も多く展示されていて、時代を感じられる一方で、昔から地方の特産品展なんかはいまと同じように人気だったんだなあと思った。

僕らがいま目にするインターネット広告は役割が細分化されていることが結構あるけれど、文化の発信という側面が感じられる広告ってどれだけあるだろう。そういう意識で広告を出している企業ってどこだろう。そうあるべき、というわけではないけれど、「売上という数字の評価」はなんとかまだなんとかなる一方で、「文化の発信の評価」ってむずかしいよな、と思う。

小田急電鉄の広告「代々、夏は家族のものだった。」

「代々、夏は家族のものだった。」というコピーの、箱根旅行の小田急電鉄の広告。

3月にも、「春を、ご用意しました。」というコピーで僕は「うわー」とやられているんだけど、この夏向けの旅行のコピーもいいなあ。コピーもだけど、「代々、夏は家族のものだった。」と読んだ視線の流れで目に入る「古きよき家族の風景」と「陸橋を渡る小田急のロマンスカー」の写真の並びがいい。「陸橋を渡る小田急のロマンスカー」の写真は確かに右だ。たぶん右だからいいんだ。

懐古主義かもしれないしセンチメンタルかもしれないけど、好きだ。「絆」とかわざとらしい(そしてモヤモヤする)言葉を使ってないところに僕として好感を感じるのかも。

ホテルのドアサイン(ドン・ディス カード)に似せた本の栞

ホテルのドアサインの形をした、本の栞。紀伊國屋書店で本を買ったらついてきた。

おもしろいね、とちょっと思ったけど、この表現はチサンホテルである必要はないしなあ。あと、本の栞として使いやすいんだか使いにくいんだか。

ちなみに、この「Please Don’t Disturb(起こさないでください)」のドアサイン、通称「ドン・ディス カード」とか呼ぶらしい。業界内の俗語やろうね。

「春を、ご用意しました。」小田急

「春を、ご用意しました。」小田急

「春を、ご用意しました。」というコピーの、箱根旅行の小田急電鉄の広告。

すごく普通で飾らなくて素直すぎるコピーなのに、これ以上ない定番の写真をもって「ご用意しました。」と言われて、すごく行きたくなった。たぶん冬が長すぎるからなんだろうな。箱根、行きたい。富士山、見たい。

もう、寒いのは、飽きた。

小田急電鉄

西友にあるウォルマートのロゴのポスターにちょっと違和感

西友がこのところウォルマート色を強く出していて、ウォルマートの買い物バッグとかを売ってたりしたけど、店内のポスターもウォルマートのロゴが前面に出たものになってた。ちょっと違和感。

買い物に来ているみんなはウォルマートに来てるつもりはなく、「西友」に来てるのに、「ウォルマートです」と言われてもちょっと。

IDやブランドの不一致。なんなら店名を西友からウォルマートに変えてしまったらいいのに、とちょっと思う。