「代々、夏は家族のものだった。」というコピーの、箱根旅行の小田急電鉄の広告。
3月にも、「春を、ご用意しました。」というコピーで僕は「うわー」とやられているんだけど、この夏向けの旅行のコピーもいいなあ。コピーもだけど、「代々、夏は家族のものだった。」と読んだ視線の流れで目に入る「古きよき家族の風景」と「陸橋を渡る小田急のロマンスカー」の写真の並びがいい。「陸橋を渡る小田急のロマンスカー」の写真は確かに右だ。たぶん右だからいいんだ。
懐古主義かもしれないしセンチメンタルかもしれないけど、好きだ。「絆」とかわざとらしい(そしてモヤモヤする)言葉を使ってないところに僕として好感を感じるのかも。