某日。美容院でカットしてもらい、その後に吉祥寺でひとりランチ。11時ぐらい。吉祥寺は11時からランチを開けているお店が多くていい。
いくつかのお店候補を覗いては巡りつつ、結局第1候補の「バインミーバーバー」へ。ベトナムサンドイッチのバインミーのお店。

入口の窓で店員さんに注文して支払いを済ませ、中に入ってカウンター席に座る。注文したのは「バインミーガー」と「ハス茶」。
チキンとハムとチャーシューの全部入りみたいな「バインミーバーバー」を頼むことが多いけれど、この日はちょっと勘違いしてチキンフレークの「バインミーガー」を注文。後から気が付いたけれど、まあいいや、きっとおいしいし。
この店はお気に入りで、店名のとおりバインミーのおいしいお店だ。オープンした当初はバインミーがメニューの中心だったけれど、徐々に他の料理が増えて、いまではフォーやブンなどの麺料理が多くメニューに並ぶ。だいぶ「ベトナム料理屋さん」っぽくなった。壁に貼られたメニューも麺料理が多い。

でも僕は「バインミーが食べたい」と思ってこの店を想起する。店名も「バインミーバーバー」だ。食べたいカテゴリーが頭に浮かび、そのカテゴリーを店名に掲げたお店を想起している。正しい。バインミーバーバーのマーケティングの勝ち。
そして店頭で食べたいバインミーを注文し、店内に入る。そこで壁に貼られている麺料理の写真を眺めながら「このブンティットヌンっておいしそうだなー、食べたいなー」と思う。よし、今度食べよう。
でも数カ月後、また僕は「バインミーが食べたい」と思ってこの店を想起するのだろう。店頭でバインミーを注文し、店内に入り、そして壁に貼られたブンティットヌンを見て「また今度食べよう」と思うのだ。
ブンティットヌンを食べることができるのはいつだろう。
この店を「バインミーのお店」と僕が記憶しているのが悪いのだ。カテゴリーを少し広げればいいのだ。このお店は「ベトナム料理店」だ、そう思うようにしよう。店名が「バインミーバーバー」なので厄介だけれど。
バインミーガーは魚醤の利いたフレーク状のチキンがたっぷり入ってとてもおいしかった。ごちそうさまでした。




