2017年8月6日、大田区の川端龍子記念館に行ってきた。たぶん正式には大田区立龍子記念館。
先週、山種美術館での「特別展 没後50年記念 川端龍子 -超ド級の日本画」を見てすごく興味を持ったので、記憶がまだあるうちに大田区の川端龍子記念館に行ってきた。いまならちょうど作品の被りはないはずだし。
山種美術館での特別展ももちろん代表作の大きな絵がどんどんどんとあってすごかったんだけど、大田区の龍子記念館もすごかった。よかった。右に左にうねった形の広い一つの部屋に(この後に案内で聞いた話だと建物は龍を模しているそう)、作品の点数とすると10数点ぐらい。とても大きな作品が、ゆったりと展示されている。
たまたま14時からの旧宅とアトリエの案内に参加できて、生い立ちや戦時中のアトリエでの様子の話を伺って背景を知ると見方が変わった。「大きな絵っていいよね」ぐらいだったのが失礼すぎる的な。
日曜日の昼に訪問。お客さんはまばらだったけれど、広い部屋で静かに大きな絵を鑑賞できてよかった。
龍子記念館はまた行きたい。あれだけの広さのところに、大きすぎる日本画が数点という贅沢すぎる場所。