大阪上町春めぐり@大阪城野外音楽堂(2006年5月)

つじあやの嬢やスターダスト・レビュー、Baby Booらが出演する「大阪上町春めぐり」というFM大阪のイベントを見に、相方さんと大阪城野外音楽堂に行ってきた。前売りなんと1,000円。

13時開演なので、12時前に大阪城に到着。僕らは立ち見自由席の295~296番なので、まったりと待ち、まったりと入場。ただし天気は雲ひとつなく、恐ろしいくらいの快晴。こりゃ太陽に一日中当たっていたらつらいよなと、西側の方の自由席に場所を取ってゴザを敷く(西側なら夕方前に日陰ができるかなという期待を込めて)。実際これは正解だった。14時半ぐらい?から日陰になる。指定席はかなりの時間が日向でつらそうだった。かんかん照りだったから。

で、つじあやの嬢。

てっきりサポートメンバーも連れてくるのかと思ったら、ピンでの登場。イベント全体がアコースティック主体のものだけれど、他の出演者はそれなりに音に厚みを持たせて演奏していたのとは対照的に、(いつもながら)妙なドキドキ感を覚える空気。まあ、きっと本人はそんなこと関係なく淡々と弾き語りをするのですが。

演奏したのは6曲。

  1. お天気娘
  2. 春風
  3. ブルー
  4. パレード
  5. そばにいるから
  6. 君にありがとう

意外に「風になる」をやらなかった。僕は全然いいんだけど、「つじあやの」を知らない人間が結構いるかもというこんな状況では、「風になる」をやるべきなんじゃないかな? まあいいけど。その辺あんまり考えてなさそうだし。

「パレード」を弾き語りで聴いたのは初めてかもしれない。つじあやのの「パレード」は完全に冬のイメージで、僕にとっては結構くつがえしようもなかったりするんだけど、ピーカンの初夏の夕暮れで観客の手拍子を受けて聴く「パレード」はまた全然違った朗らかさを感じて、とても気持ちが良かった(みんなの手拍子が良かった)。

それはそうと、スターダスト・レビュー。気がつけば観客の2/3はスタレビ・ファンかも?というような状況ではあったけれど、ステージの進め方、観客の心のつかみ方、演奏、どれをとってもズバ抜けて素晴らしかった。楽しいね。もちろん、僕がいくつかの曲のサビをそれなりに歌えるくらい知っているというのもあったけれど、楽しい楽しい。彼らだけ総立ちになったりアンコールがあったりするのもわかる。

まあとにかく、ビートルズの「In My Life」のカバーも秀逸だった。「ア・カペラだったら負けるんでピアノを入れますよ」とBaby Booを立てつつも、ピアノを入れたのは最初のヴァースだけで、その後は見事なア・カペラのコーラスワークを聴かせ、貫禄勝ちといった感じ。素晴らしい。マーベラス。

十分楽しんだ。それでも1,000円。

他の出演者のことを全然書いてないけど、とても楽しみましたよ。

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