12月26日、仕事納めの日につじあやののライブへ行ってきた。東京公演の草月ホール。忘年会に行けんかったやないかい。
「WINTER TOUR 2008 LIVE GIRL」と題したツアーなので、もちろんアルバム『COVER GIRL2』が中心になるんだろうなあぐらいに思ってたんだけど、印象としては本当にカバーばかりのセットリストだった。できるだけ自分の曲をはずしました、みたいな感じ。
実質おなじみのつじあやのの曲としては「ありえないくらい奇跡」「風になる」「揺れる夜、愛に抱かれて(この曲のタイトル覚えられない。愛のラブレターでよかったようなw)」「星降る夜のクリスマス」の4曲だけ。うわ、すごいな。17曲やったのに。
とはいえ、清浦夏実にプレゼントしたケロロ軍曹のエンディングテーマの「僕らの合言葉」とか、NTT西日本コミュニケーション大賞のサイトで公開されている「calling」もやってて、オリジナルとしては計6曲。ファンはこれで楽しめるんかいなという感じだけど、僕としてはすごくいいライブだったなあと。つじあやの本人もバンドのメンバーもみんなリラックスして(ツアー最終日だったので)、進行もMCもこなれてて安心して見てられた。
でもねえ、まあ結構な数のこの人のライブを見ていて今回初めて思ったんやけど、ちょっと「関西のおばちゃん」化しているような気が……。なんやろう、MCが。と相方さんに言ったら、相方さんもそう感じたらしい。
まあ、わからんでもないな(笑)。
「僕らの合言葉」がよかった。客の手拍子の誘導も、本人曰く「ツアーで一番うまくいった」そうで、楽しい演出だったと思う。あれ、本人バージョンとして発表しないんかな。
何の紹介もなく始めたカーディガンズの「Rise And Shine」。「あれ、何だっけこの曲」という感じで聞いてた。諸事情でのアルバムからの収録漏れだそうな。カバーはいろいろと大変やね。大貫妙子の「都会」のカバーも、前回?のツアーでやったよね。これも収録漏れなんかな。
「ありえない奇跡」がセットにあると映えるね。つじあやののライブではよく出だしにお客さんが置いてけぼりっぽくなることがあるような気がして、でもこの曲が序盤にあると全然違うような気がする。
「東京の夜はこれからやでー」とか「山下達郎ターイム」とかなんとか言って、「DOWN TOWN」ではハンドマイクでステージ前方をウロウロ。なんか妙にノリノリなんだけどぎこちなくて、相方も笑ってたし僕も笑った。なんか変や(笑)。
アンコール最後の「星降る夜のクリスマス」にはちょっとびっくり。この曲やるとはね。
ということで、カバーばかりだったのに意外にも満足なライブでした。あったかかったね。
- come again
- 丘を越えて
- Rise And Shine(カーディガンズのカバー)
- ありえない奇跡
- 僕らの合言葉(清浦夏実のセルフカバー)
- 頼りない天使
- ルージュの伝言(弾き語り)
- calling(弾き語り、NTT西日本コミュニケーション大賞に提供)
- 都会(大貫妙子のカバー)
- DOWN TOWN
- パレード
- 風になる
- Sweet Memories
- 揺れる夜、愛に抱かれて
- 戦場のメリークリスマス
- 黄金の月(アンコール)
- 星降る夜のクリスマス(アンコール)
つれづれアヤノブログ:草月ホール
つじあやののブログでの当日のエントリー。