こないだ送られてきた、つじあやのファンクラブの会報「うららか通」。「自分批評」という、過去の自分の曲についてつじあやのが語るコーナーがあって、取り上げていたのが「恋人どうし」。
この曲を歌うのに、体力がいる、そして精神的負担としても「重い」のだそうだ。
ちょっとだけ引用してみる。
デビュー当時に歌っていた曲のほとんどのテーマが「片想い」。
そしてこの「恋人どうし」は当時のザ・つじあやの といえるに当たる作品だと私はとらえている。だから、今歌うことに抵抗があるのだ。
ああそうだ、と思った。まさに「当時のザ・つじあやの」的な曲。僕もすごく好きな曲のひとつだし、たしか相方さんも好きな曲のひとつで、一緒に見に行ったライブでこの曲をやって喜んだんだっけ。
このころのつじあやの嬢、少し垢抜けてきて、で「ウクレレの弾き語り調」からすこし音楽的にも発展した曲が増えて、たしかアレンジにも本格的に取り組みだしていた時期だったように思う。そんな、当時のつじあやのの音と詞と世界が、うまい具合に高いところでバランスが取れている曲(この曲のアレンジは根岸孝旨さんだけど)。いま聞いても大好きだ。素敵な曲。
あと、CDを引っぱり出してきてちょっとびっくりした。2001年の曲だ。おい、10年も前やん。