今年2020年6月ぐらいに、アクションカメラ用のマルチツール「QUIST（クイスト）」というのを買った。コンパクトな三脚として利用するつもりで購入し、いまも便利に使っている。
だいたい半年ぐらい使ったので、購入を検討している人向けに気に入っているところと気になるところをまとめておこうと思う。自発的なレビュー記事。
きっかけはvlog用のコンパクトな三脚を探していたこと
3月にアクションカメラのOsmo Actionを購入し、vlog用に小さな2000円ぐらいの三脚も買ったりした。小さな三脚はスマホやマイクなどでも利用できて、いろんな用途でいまも利用しているけれど、個人的なvlogとしてファミレスのテーブルに置けるようなもっとコンパクトな三脚があればなあと思って探したのがきっかけ。
8つの機能をまとめたマルチツール、QUIST
で、いくつか他にも買ったりしたけれど、たどり着いたのがこの「QUIST（クイスト）」。いろんな機能をまとめたマルチツールで、三脚的な機能はそのうちの1つ。
製品のスペック。
- QUIST 製品仕様
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- サイズ：80x30x40mm
- 重量：30g
- 素材：グラスファイバー/ASA
- 色：黒
- 対応カメラ：GoPro、Osmo Actionなど
GoPro用と謳っているけれど、Osmo Actionもまったく問題なく装着できる。GoProマウントの形式であれば、多くのアクションカメラに対応すると思う（ただしカメラの重さと形状による）。
全体像。小さくて非常に軽い。Osmo Actionを取り付けてハンドラーとして手に持つこともできる。
止めねじの部分。止めねじはコンパクトな形状。QUISTそのものが小さいため、Osmo Actionを取り付ける際に狭いところで止めねじを締めることになり、やや締めにくく緩めにくい。コンパクトさを優先したためだと思う。
Osmo Actionの標準の止めねじとの比較。止めねじの長さは標準のものの半分ぐらいか。
MicroSDカードを入れられる。
QUISTの裏側。GoProの保護レンズカバーを外せるようになっていたり、GoProの止めねじを締めやすくする機能があったりする。それらの機能はOsmo Actionには非対応。
カラビナも付いていて、まだ利用する機会はないけれど状況によっては便利だと思う。
キーホルダーリングも付いていたが、個人的には必要なく、他のものを傷つけそうで外した。
QUISTよりも前に購入したGLIDERのクリップマウントとの比較。クリップ部分がないため当然ながらQUISTの方が薄くて軽い。
GLIDERのクリップマウントは、リュックの紐に取り付けられたり、テーブルの上で三脚代わりに使用したりできるので、これはこれで利用する機会がある。クリップも強力で便利。
QUISTとGLIDERのクリップマウントとの横からの比較。よりコンパクト。
Osmo ActionをQUISTに取り付けた状態。
三脚としての利用がメイン。テーブルなど平らなところでは当然安定するが、屋外で岩場など凸凹なところでは安定しにくいかもしれない。
前向きと後ろ向きのどちらの方向にも設置できるが、アクションカメラをやや下向きにして撮影する場合は、この向きでのみバランスを取れる（反対向きに取り付けるとバランスを崩して倒れる）。
横から見た状態。「アクションカメラをやや下向きにして撮影する場合は、この向きでのみバランスを取れる」という意味がわかると思う。
総評：小さくて軽く、三脚としてもコンパクトに置ける
以下、感想。
- 良いところ
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- 小さくて軽い
- 三脚としてテーブルに置いて撮影しても邪魔にならない
- 持ち運びの際にかさばらない
- 悪いところ
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- 止めねじがやや締めにくく緩めにくい
- 締めが甘いと、カメラがほんの少しずつカタッと下方向を向き始める
- 三脚の2本の足が細い。気をつけないと折りそう
- 耐久性はやや心配（屋内中心で半年の利用のため不明）
基本的には満足。個人的な用途が「屋内撮影、テーブルで三脚代わり、vlog用」なので、その用途には合っている。コンパクトで撮影の邪魔にもならないし、持ち運びの際にかさばらない。
止めねじがやや締めにくく緩めにくいのが難点。締めが甘いと、カメラがほんの少しずつカタッと下方向を向き始めるので、一応ちゃんと締めないといけない。ちゃんと締めたつもりでもときどきカタッとズレることもある。ただそこまでの致命傷ではない。
あと、三脚の2本の足がすごく細い。気をつけて取り扱わないと折ってしまいそうで、注意が必要。
屋内で利用しているので、耐久性はわからない。グラスファイバーということだけれど、例えば日光に当たったり雨風を受けたりすると、材質としてどう変化したりするのかは不明。
以上、マルチツールQUISTの自発的レビュー。
