電卓を買い換えた

電卓を買い換えた。何の変哲もない、980円の電卓。

だからなんなのだ、と言われそうだけど、これまで使っていた電卓はたぶん10年以上使っていて、それもどうってことない電卓なんだけど、なぜか変に愛着もあったり。

去年、「買い換えよう」と思い立って、ちょっとかっこよくていいやつを買ってみたんだけれど、まったく馴染まなくて、それは数日で使うのをやめてしまった。

今回なんでまた改めて新しいのを買おうと思ったんだろう。気分を変えたかったんだろうな。PCに向かって仕事をしているので、電卓ってそんな使わんやろ?と思われそうだけど、僕はかなり使う。とりあえず手で叩く。金額を思案するときも、年間の計画を立てるときも、指標の数値を足すときも、叩いて、考える。叩きながらの方が考えられる気がする。

なんだろう、たぶん、変なところでアナログ感を見せびらかしたりするオッサンなんだろう。

新しい電卓。店頭で目に飛び込んできたオレンジ色が気に入って、結局第一印象のものにした。消費税率変更のおかげで、電卓売り場は妙に「機能」推しでいろいろアピールしていたけれど、あんまり僕は電卓に機能を求めないんよな。むしろ、すごくシンプルでいいのに。

買った電卓も、欲を言えば「0」の位置が気に入らない。「00」なんてキーもいらないし。980円の電卓なのに、それでも「時間計算」とか僕にとっては余計な機能が付いてる。

「0」から「9」までがシンプルに並んでいる電卓がほしかったんだけどな。

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