2016年3月20日、練馬区立美術館まで歌川国芳の展覧会「国芳イズム」を見に行ってきた。
歌川国芳というと動物画とかガイコツの絵とかがすぐに思い出されてしまうんだけど、こんなにかっこいい絵を描く人とはあまり知らなかった。すごく「かっこいい」絵ばかりだった。
今回の展覧会のポスターのメインに使われているこの絵(「六様性国芳自慢 先負 文覚上人」)も、すごく今風というと失礼なんだけれど、いま出ている週刊漫画雑誌に載っていても違和感がないくらい、かっこいい絵だ。迫力があるし劇画チックだし、細密。
こういったヒーローものの絵もあり、戯画もあり、猫をはじめとした動物画もあり、すごく多才な人だった。「幕末浮世絵の大スター」だったんだなあ、と。
2階に上がる前に猫がお出迎え。こんにちにゃー。
練馬区立美術館の前の広場は、新しく「練馬区立美術の森緑地」として整備されていて、10体以上の動物をモチーフにした像(立体作品)が立っていた。楽しい。