カポナータの作り方

カポナータを作った。今日は僕も相方さんもなんだかぐったりしていたけど、相方さんが食材を昨日いっぱい買っていたので、で普段買わないようなズッキーニもあるので、じゃあカポナータ、ということで。

かなり大きめのズッキーニ1本、なす2本、トマト3個、新タマネギ1個、ピーマン1個、ニンジン1本。ちょっと食材として多い。ニンジンは僕なら入れないんだけど(イタリア料理にあんまりニンジンを使わないような気がする)、相方さんが入れようというから入れた。

食材ごとに別々にオリーブオイルで炒めて、ボウルで余熱で火が入るようにして、それからざっくり混ぜる。一回冷やした方が味が落ち着いてなじむけれど、できあがりもまあおいしい。まあこれが僕の作り方。

結構大量のカポナータができあがる。明日も食べよう。

で。

僕の作り方は、12~13年前ぐらいに本で覚えた作り方だけど、はたしてあってるのかなと思っていま調べてみた。そしたら「炒め煮」みたいな感じで、ホールトマトで少し煮込んだりする作り方もあるらしい。むしろその作り方の紹介が多いような感じ。Wikipediaに最初に載っている「シチリアのカポナータ」はちょっと違ってて、それは初めて聞いたし、日本ではメジャーな作り方じゃないような…。わかんないけど。

僕がカポナータをどの本で知ったのかなと思って、いま本棚で本を引っ張り出してみたけど、結局どの本で覚えたかがわからない。たぶん10数年前の22歳ぐらいに買った、Barilla社(バリラ社。イタリアの有名なパスタメーカー)とのタイアップのレシピ本だと思う。Barilla社は10数年たったいま、結局日本ではあんまり大きく展開できてないけれど。

代わりに、同じく22歳ぐらいに買った、落合務さんの『イタリア料理100のおいしいキーワード』という本を開いてみたけど、これでもホールトマトで煮ている。ふーんそうなのか。この本で覚えたような気がしたけど。

この本、当時よく読んだ。まだ落合務氏がグラナータの料理長だった頃の本。


イタリア料理 100のおいしいキーワード
落合 務 (著)
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まあ、今日作ったカポナータもおいしかったし、これからも僕の作るカポナータはいままでどおりの作り方だと思う。

ちなみに、全部一緒に炒めるのではなく食材ごとに炒めるのは、食材ごとに火の通る速さが違っているから。食材の歯ごたえを少し残すために、別々に炒めてコントロールしている。味は塩こしょうのみだけど、今日はハーブソルトも使ってみた。

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