2019年行ってよかった展覧会10選

今年も、見に行ってよかった展覧会(美術展、博物展)をまとめてみた。2019年に行った中から印象に残っている展覧会10選。

今年行った展覧会はおそらく合計34回。友人の作品を見に行ったものも含む。その中から選んで、行った順で10個。

目次

河鍋暁斎 その手に描けぬものなし(サントリー美術館 2019年2月、3月)

大量の河鍋暁斎の作品。迫力もあるし色鮮やかだし、繊細だし大胆だし、多彩すぎて好きな画家。会期途中で展示替えがあったので、前期と後期の両方を見に行った。堪能した。

奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド(東京都美術館 2019年3月)

岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢芦雪、歌川国芳、白隠慧鶴、鈴木其一の、8名の代表作が一つの会場で見られるという、とてもぜいたくな展覧会。若冲も芦雪も国芳も白隠も其一も、いろいろ見られた。

新・北斎展(森アーツセンターギャラリー 2019年3月)

北斎の大規模な展覧会。見たことがないものもたくさん。最後に展示してあった88歳の時の肉筆画「向日葵図」がグッとくる(アメリカ・シンシナティ美術館所蔵)。これだけポストカードを買って、事務所の壁に貼ってある。

へそまがり日本美術 – 禅画からヘタウマまで(府中市美術館 2019年4月)

ゆるいヘタウマな絵や作品ばかりを集めた展覧会。笑顔で見て回れるし、和むし、とてもよかった。徳川家光の「兎図」がすてき。

大哺乳類展2(国立科学博物館 2019年4月)

大哺乳類展、再び。角が生えたシカや牛の仲間が一堂に会しているコーナーが僕には圧巻で、あー天国に行くときにこうやって迎えられたらいいなーと思った。

国宝 東寺 – 空海と仏像曼荼羅(東京国立博物館平成館 2019年5月)

東寺からはるばる15体の仏像がいらっしゃってきてくれた。多くの国宝や重要文化財を拝見。充実。

2019年5月4日、東寺展へ(東京国立博物館平成館)

堀江友聲 – 京に挑んだ出雲の絵師(島根県立美術館 2019年5月)

堀江友聲の展覧会。日曜美術館のアートシーンで紹介されていて、ちょうど松江への帰省のタイミングと合っていたので、見てきた。動物や鳥の描写は、すごく繊細なんだけど野生っぽさを感じる。とにかくかっこいい。素晴らしかった。

2019年5月25日、島根県立美術館で堀江友聲の展覧会を見てきた

山口蓬春展(日本橋高島屋 2019年8月)

山口蓬春は初めて見たし初めて知った。とても良かった。日本の絵なんだけどモダン。

日本橋高島屋で山口蓬春展を見た

マンモス展(日本科学未来館 2019年9月)

マンモス展。実物大の骨格は大きかったし、剥製もあった。迫力があったし、勉強になった。

藤城清治 光と影で愛を永遠に 2019(教文館9階ウェンライトホール 2019年10月)

毎年見ている藤城清治さんの展示。宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」の影絵が素敵だった。

そんな一年でしたよ。

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