2014年9月20日、日本橋高島屋まで、「芹沢銈介の世界展」を見に行く。型絵染めの人間国宝だった方だそうだけど、デザインとしてものすごくかっこいい作品が多く、とても好き。初めて実際に作品展を見ることができた。
日本に「デザイナー」という言葉がない時代から、この人は「デザイン」をやっていたんだろうなあ。
文字や図形をモチーフに紋様やマーク、模様のようにあしらえたものが、特に僕の好物。もし芹沢銈介がご健在で、僕にお金があったなら、仕事を発注したい、というようなレベル。失礼ながら。
日本橋高島屋に1回ショーウインドウでは、「いろはにほへと」と一文字一文字から連想されるものをあしらった作品をモチーフに、大きく展示されていた。かっこいい。
図録は展示作品中心の内容だったので、一緒に販売されていた別の書籍を購入。紋様図譜の本。文字を題材にデザインしたものが大好きなので、眺めているだけでも楽しい。
開催期間が短かったけれど、行けてよかった。たぶん今年行った展覧会では2番目に楽しかった展覧会。