
そうでした。世界一の女性シンガーはエディ・リーダーでした。
9月11日、エディ・リーダーのライブを見にビルボードライブ東京へ。2年ぶり。そういや2年前は渋谷クラブクアトロとリキッドルームの2公演ちゃんと見に行ってたんや。今回は、2日目のセカンドステージのみ。
終わってみたら時間は短かったんだけど、僕はすごくすごく大満足だった。新しいアルバム『Love Is The Way』とFairground Attractionの曲が中心の内容で、なんだろう、「Patience Of Angels」も「Joke」も「Kiteflyer’s Hill」も定番の曲は全然やってないのに、なんか僕はずっとにこにこして笑ってたと思う。
最初から新しいアルバムからの曲が続いて、でも僕もここで何度も書いてるように『Love Is The Way』っていままでで一番いいアルバムじゃないかと思ってて、すごく心地よかった。冒頭4曲はアルバムの出だしの順番と同じ。「New York City」で舞台バックのカーテンを開けてもらって東京の夜景を「ニューヨークの夜景よ」とか言ったりして(何にも言わなかったけど、この日は9月11日)。
『Love Is The Way』からの曲は、アルバムとちょっとニュアンスが違うように聞こえたけど、リズムがちょっと強調されていたりしたからかも知らん。「Roses」は、アルバムではベースがリードを弾いたりでメロディックだったんだけど、ライブではウッドベースだったのでルートを弾く感じでちょっとだけ残念。
そうそう、エディ姐さんは髪にバラの髪飾りをいっぱいつけていて、最初に登場したときに僕は思わず笑ってしまった。いやいやすごくかわいいんですけど。
中盤「Get Happy」を歌い出したから、「ああ、もしや」とわくわくしていたら案の定「Moon Is Mine」になだれ込み。いつものとおり、スカートつかんでくるくる踊り出したり、まあとにかく歌っている本人がとても楽しそうで、そのステージの雰囲気が観客に伝わっていい感じ。
「It’s Magic」がよかった。ステージ上で初老の女性シンガーを演じてた。んでプレスリーやらフランク・シナトラやらが乗り移ってた。ほんの少しだけエディのカラオケタイム。
「Allelujah」もうれしいことに演奏。いいなあ。「Allelujah, here I am」と両手を広げて上を向いて歌い上げているのを見て、ああすごく気持ちよさそうと思った。「ハレルヤ ボクハココニイマス」。
「Love Is The Way」で大団円を迎えるとは予想してなかった。観客に「Love is the way, hey hey, love is the way, love is the way, you lead me」と歌って、と歌唱指導をして、観客のバックコーラスと一緒に演奏。こういうの好き。こうされると曲の印象がだいぶ変わるね。
ほぼ目の前の至近距離でBoo Hewerdineが見れたのはよかったけど、Booさんは黙々とギターを弾いてた。ドラムのRoy Doddsも相変わらず楽しそうにおもちゃみたいにドラムとパーカッションを操ってたけど、席からはちょっと見えにくい位置で残念。
でも、みんないい具合でオジサンになっちゃったなあ。
もしかしたら見るたびに言ってるかもしれないけど、これまでのエディのライブで一番よかったかもしれない。時間短かったけど、いつもと違って内容すごく偏ってたけど、すごく楽しかったし、すごく笑ったし、ハッピーになれた。
セットリスト。順番うろ覚え。あああと、いしけいさんとtamaさんに久しぶりにお会いした。
- Dragonflies
- Silent Bells
- New York City
- Dandelion
- Roses
- Muddy Water
- Get Happy / The Moon Is Mine
- La Vie En Rose
- It’s Magic
- Willie Stewart / Molly Rankin
- Wild Mountainside
- Bell, Book and Candle
- Perfect
- Allelujah
- Love Is the Way