こんにちは、マキタニです。
2021年も12月になりましたので、今年も「2021年サイゼリヤおいしかったメニューBEST20」を発表いたします。去年12月の冬のメニュー改定から、今年12月のメニュー改定までの、1年間のメニューの中から選んでいます。
1年間で食べたメニューは70種類
この1年間で僕マキタニが食べたメニューの数は、なんと70種類でした。自分でもちょっとびっくりです。その中からのベスト20です。
行った回数は、対象の期間では54回でした。
それでは始めましょう。
第20位 ラムときのこのきこり風
固定ファンの多かった「ラムときのこのきこり風」。
ラムときのこと、味がしみたポテトを楽しむ肉料理です。いまちょうどグランドメニューから外れてしまいましたが、また出てきてほしいメニューです。
第19位 爽やかにんじんサラダ
サイゼリヤ版キャロット・ラペ、「爽やかにんじんサラダ」。
さっぱりといただける爽やかな前菜です。名脇役なメニューです。
第18位 小エビのサラダ
サイゼリヤ定番メニューの一つ、「小エビのサラダ」。
今年珍しく何度かいただいたのですが、食べたら食べたで「あーおいしいなー」と感じる定番メニューです。
第17位 きのことパンチェッタのボスカイオーラ
この2年ほど秋になると登場するようになったスパゲッティメニュー「きのことパンチェッタのボスカイオーラ」。
輸入しているキノコ類が品切れになったようで途中で販売終了になってしまい、2回しかいただけなかったのですが、秋のお楽しみメニューの一つです。
第16位 「隠れた銘品イタリアンハム」の3品
店舗限定、数量限定だった「隠れた銘品イタリアンハム」の3品です。
東京と千葉の店舗限定で、かつ数量限定というイレギュラーな販売でした。しかも販売開始から3日後の10月21日に「想定以上の売れ行きのため2つのメニューは順次販売終了」のアナウンスが出てしまいました。残念。
生ハムを加熱したハム「プロシュート・コット」を使った「プロシュート・コットのピアディーナ」。
ピアディーナはオープンサンドの一種ですが、サイゼリヤではピザ生地を使用しています。イタリアではもっと薄いタコスのような生地を使うそうです。
「ナポリサラミのピアディーナ」。粗挽きで赤身と脂身の味のコントラストを強く感じられるナポリサラミを使用。
背脂を熟成させたラルドのメニュー「ラルド&プチフォッカ」。
プチフォッカにのせると脂が溶けて、そこにブラックペッパーをかけていただきました。
どれもレアメニューでしたが、おいしかったです!
第15位 冷たいアスパラガスのスープ
おそらく初登場の冷製スープ「冷たいアスパラガスのスープ」。
春に一部店舗で提供されたスープで、アスパラガスのフレッシュな甘さがおいしいスープでした。また来年出てきてほしいです。
第14位 ラムのランプステーキ
春のメニュー改定で登場した「ラムのランプステーキ」。
いやーこれ、衝撃的においしかったです。想定以上の売れ行きのために3カ月ほどで急遽販売終了になってしまいました。
第13位 オリーブアンチョビのガーデンサラダ
秋のメニュー改定から登場した「オリーブアンチョビのガーデンサラダ」。これはもう、すてきな前菜盛り合わせですよ。
オリーブアンチョビペーストは別添えで提供されます。他のメニューにもかけることができて使い勝手がいいです。単品でも注文できます(100円)。
夜サ
— マキタニさん🇮🇹サイゼリヤはちゃんとおいしい (@saizeriyaphile) November 14, 2021
オリーブアンチョビのガーデンサラダ
オリーブアンチョビペーストは別添えで提供なので使い勝手がいいのと、これを「前菜盛合せ」と捉えればすっごく幸せなアイテムだと思うのですよ#サイゼリヤはちゃんとおいしい pic.twitter.com/pztN9p1PY3
第12位 ラムのラグー トロフィエ
ラム肉のソースがおいしいパスタ「ラムのラグー トロフィエ」。
春にはスパゲッティで出ましたし、いまの冬のメニューでもスパゲッティのバージョンを選べます。
第11位 イカの墨入りスパゲッティ
サイゼリヤを陰で支えるひそかな人気メニュー「イカの墨入りスパゲッティ」。
定期的に食べたくなるメニューです。大好きです。唐辛子フレークとオリーブオイルをかけてどうぞ。
第20位から第11位までの振り返り
以上、20位から11位までの紹介でした。気になるメニューはありましたでしょうか?
さてここからはベスト10です。解説もやや濃いめになります。
第10位 トリフアイスクリーム
デザートメニューのレジェンド、「トリフアイスクリーム」。
20年以上前から変わらず存在するデザートメニューです。現在のデザートメニューの中では一番古くからあるメニューのはずです。イタリア直輸入ものです。
長い間食べていなかったんですが、20数年ぶりぐらいでいただいて、チョコレートのおいしさを再確認しました。
▲中にはミルクアイスが入っています
僕が昔サイゼリヤにいたときには好んで食べていたのですが、そのときの噂に「実は某有名高級チョコレートメーカーのチョコレートと同じ?」という噂があって、果たして本当だったのか噂だったのか、いまはどうなのか、とか、そういうことを思い出しました。個人的には20数年前と見た目も味も全然変わらないと思います。
第9位 フリウリ風フリコ
「フリウリ風フリコ」。マッシュしたジャガイモとチーズを焼いた、イタリア フリウリ地方の郷土料理です。
個人的には主食というかライスの代わりというか、そういう存在です。今年もよく頼みました。11回注文していました。
食べるスープのカテゴリーがあるのですが、スープにフリコを浸しながら食べるスタイルもとてもおいしいです。
第8位 リグーリア風ミネストローネ
「リグーリア風ミネストローネ」。白いんげんなどの豆と野菜を煮込んだ、食べるスープです。
去年は店舗限定での提供で、たまたま僕は何度か食べていたんですが、今年は春にレギュラーメニューに入りました。春だけ提供されていたメニューです。
白いんげん豆がホワホワで、あとジェノバソース(グリーンソース)がアクセントになって、とてもおいしいスープでした。来年も出てきてほしいメニューです。
第7位 バッファローモッツァレラ
サイゼリヤの至宝「バッファローモッツァレラ」。
一般的なモッツァレラは乳牛によるものなんですが、サイゼリヤのはバッファロー、水牛によるもので、より高級なモッツァレラです。
夏までは「フレッシュチーズとトマトのサラダ」でした。残念ながらルーコラとトマトは乗らなくなったのですが、シチリア産海塩の入ったオリーブオイルにつけて食べるとミルキーさをより感じて、改めてこのバッファローモッツァレラはおいしいなあと思った次第です。大好きです。
▲夏までは「フレッシュチーズとトマトのサラダ」でした。これはこれで大好きでした
第6位 アスパラガスの温サラダ
素材の甘さを楽しめる「アスパラガスの温サラダ」。
春夏に登場したメニューです。アスパラガスに半熟卵とペコリーノロマーノがかかったとてもシンプルなメニューですが、アスパラガスの甘さを堪能できて大好きです。
▲半熟卵とペコリーノロマーノが良き仕事
ご近所の店舗では、途中で当時まだグランドメニュー入りしていなかった「ブロッコリーのくたくた」に差し替えられてしまって、あまり食べられなかったのが悔やまれます。来年はもっと食べたいメニューです。
第5位 イタリアンジェラート
多くの人がまだその価値をちゃんとわかっていない「イタリアンジェラート」。イタリア直輸入です。
濃厚なミルクのジェラートです。練って食べるとおいしいです。
▲練って食べるとおいしい
今年はすごくすてきな食べ方を知りまして。
テレビ番組「家事ヤロウ!!!」で芸人のキングさんが「グレードアップアイス」のレシピを紹介していました。それはコンビニのアイスをグレードアップさせるものだったんですが、それを僕がサイゼリヤのイタリアンジェラートで試してみたらものすごくおいしくて、僕の中ではこれがスタンダードな食べ方になりました。
最初に、ジェラートをよく練ります。
そこにオリーブオイルをたっぷり入れて、
レモンポーションを2個(要ドリンクバー注文)、そしてよく混ぜて、
そこにブラックペッパーをかけて食べる、というレシピです。
皆さんが想像する30倍はおいしいです。試してみてください。
イタリアンジェラートをよくねっておくじゃろ
— マキタニさん🇮🇹サイゼリヤはちゃんとおいしい (@saizeriyaphile) February 27, 2021
オリーブオイルをちょい多めにかけるじゃろ
そこにレモン果汁をかけるじゃろ(ドリンクバー注文してね)
で、ブラックペッパーかけるじゃろ
グレードアップイタリアンジェラートじゃ
想像してる3倍はおいしいぞ#サイゼリヤはちゃんとおいしい pic.twitter.com/7kpSKFHooz
第4位 ブロッコリーのくたくた
名脇役「ブロッコリーのくたくた」。
ブロッコリーをくたくたになるまで煮た、イタリア プーリア地方の料理です。よく頼みます。8回注文していました。
やさしい味で、ちょっとガーリックも入っているのかな、大好きなメニューです。
▲グランモラビアチーズとブラックペッパーをかけるとよりツマミっぽい
グランドメニューに入る前に、まだ店舗限定で提供されていたときからたまたま食べることができたのですが、それから好んで食べています。
▲グランドメニュー入り前はパンが2枚付いていました
▲アレンジメニュー「プーリア風スパゲッティ」
アーリオオーリオに、ブロッコリーのくたくたとオリーブアンチョビペーストを混ぜて「プーリア風スパゲッティ」にしていただくのも、おすすめです。
第3位 煉獄のたまご
「煉獄のたまご」。うまい!うまい!
今年から登場したメニューです。トマトソースに卵2個という非常にシンプルに見える料理ですが、地中海周辺のいろんな国にある料理のようで、イタリアではこれを「煉獄のたまご」と呼びます。
春ぐらいから一部店舗限定で提供され始めて、僕も4月に銀座で初めて食べました。
▲フリウリ風フリコと合わせながら食べるのが好み
トマトソースを楽しむメニューですね。卵と混ぜながら、オリーブオイルもたっぷりかけながら、パンに付けたり、フリコを入れたりして楽しんでいます。唐辛子フレークをかけてもおいしいです。新しい前菜の主力メニューになりそうな感じです。
第2位 イタリアンプリン
世の中で一番大好きなプリンです。甘さは強めで、しっかり目の固さでカラメルも多めで、コーヒーとよく合うプリンです。イタリア直輸入です。
▲コーヒーとよく合います
今年はイタリアンジェラートやトリフアイスクリームにときどき浮気したりしたんですが、やっぱりイタリアンプリンが一番です。それ以外のデザートを注文する機会が減ってしまうんですが、7回いただきました。
▲甘口のデザートワイン「ラコンブリッコラ」によく合う
ラコンブリッコラというデザートワインがあって、メニューのデザートのページにも載っている、甘口のワインです。これがイタリアンプリンとよく合うんですよ。
昔オフ会で教えてもらって、今年も1回、ラコンブリッコラと合わせて楽しみました。試してみてください。
サイゼリヤ、ドルチェ回開催です
— マキタニさん🇮🇹サイゼリヤはちゃんとおいしい (@saizeriyaphile) October 27, 2021
2年前?のオフ会で教えてもらって知った、イタリアンプリンに超絶合うワイン、ラコンブリッコラ
そして、イタリアンプリンとトリフアイスクリーム
うめえ#サイゼリヤはちゃんとおいしい pic.twitter.com/SmOrRBKR2B
10位から2位までの振り返り
ということで、10位から2位までを見てきました。
前菜が5つ、デザートが3つ、スープが1つという、かなり偏ったランキングですね。
さてそれでは、第1位の紹介にまいりましょう。このメニューでした。
第1位 柔らか青豆の温サラダ
安定の「柔らか青豆の温サラダ」。
前菜メニューの定番の一つです。今年は15回いただきました。ちょっと迷ったらこれを選ぶぐらいの安定のおいしさです。
「ベビーピー」というグレードの高いグリーンピースで、皮が薄いのでやわらかく、そして甘いです。
トッピングの「ペコリーノロマーノ」のチーズを一緒に頼んで、青豆と一緒に混ぜて、ブラックペッパーとオリーブオイルをかけたカスタマイズもよくします。
▲柔らか青豆の温サラダとペコリーノロマーノは仲良し
▲ペコリーノロマーノは羊の乳から作ったイタリア最古と言われるチーズ
▲青豆とペコリーノロマーノ、ブラックペッパーとオリーブオイルで「ペコリーノ青豆」に
勝手に「ペコリーノ青豆」と呼んでいますが、ちょっとした一品です。おすすめです。
▲フリウリ風フリコに合わせるのもおいしい
以上、マキタニが選ぶ、「2021年サイゼリヤおいしかったメニューBEST10」でした。気になるメニューはありましたでしょうか? 皆さんのメニュー選びの参考にしてみてください。
この内容のYouTube動画もありますよ。
サイゼリヤはちゃんとおいしい。
ということで、マキタニでした!
「2023年サイゼリヤおいしかったメニューBEST20」はこちら。