2022年5月12日、西新宿にある「伊麺処(パスタドコ)」に行ってきた。サイゼリヤの別業態。ファストカジュアルのスパゲッティ屋さん。ファストカジュアルの業態といっても、最近はファーストフードとの違いもほとんどないと思うけれど。
仕事で都心に出る用事があり、少し早い時間に昼食を取る必要があって、乗り換えの新宿付近でめぼしいところを考えていたら、そういえばまだ行ったことのない「伊麺処(パスタドコ)」があったということで、行くことに。
これまで積極的に行かなくてもいいかなと思っていたけれど、この別業態のブランドもいつまで続くかわからないし、存在しているうちに記録として行っておこうということで。
2020年にインバウンド需要に向けた新業態としてスタート
「伊麺処(パスタドコ)」は、2020年2月にファストカジュアルな和テイストのパスタ専門店の新業態として浅草に1号店をオープンしている。2020年は本来は東京オリンピックイヤーで、それに向けたインバウンド需要へのアプローチだったはず。
サイゼリヤもプレスリリースを出している。
サイゼリヤの新業態「伊麺処」(パスタドコ)がオープン!(PDF)
残念ながら、オープン前ぐらいからの新型コロナウイルス騒動のおかげで予定が狂ってしまったよね。新宿オークタワー店も、予定であれば人が集まるはずの新宿でオリンピック直前にオープン、という感じだったのだろう。1号店の浅草店は既に閉店している。
- ファストカジュアルのパスタ専門店
- 浅草店(閉店)
- 2020年2月26日 オープン
- 2020年12月 スープパスタ専門店としてリニューアル
- 2021年6月末? 閉店
- 新宿オークタワー店
- 2020年6月1日オープン
行ってきた「伊麺処(パスタドコ)」新宿オークタワー店
「伊麺処(パスタドコ)」の新宿の店舗は、西新宿の新宿オークタワービルの1Fにある。
「そのビルで働く人向け飲食店フロアの店舗」的な佇まい。ビルも西新宿のオフィス街にあり、オフィスビルに用事のある人しか入らないような雰囲気を出しているので、店の存在を知らない人はまず行かない場所。飲食店フロアも奥まったところにある。
11時すぎに入店。
スパゲッティのメニューもお伺いした時点では6種類。以前はもう少しメニュー数があったり、コーヒー紅茶などのドリンクメニューもあったようだけど、残念ながらコーヒーは飲めず。
季節限定の「江戸前深川風あさりたっぷりパスタ」を推している感じだった。「旅するパスタ」のシリーズで、このフォーマットはサイゼリヤの別業態「スパゲッティ マリアーノ」や「ミラノ食堂 日本橋茅場町店」でも出しているようなので、ベースの部分は同じかもしれない。
レジで注文し。2~3分で料理はできて横のカウンターで受け取る。
「アラビアータ」をチョイス。サラダセットで750円。
サイゼリヤのアラビアータとは違い、パンチェッタが入ってグランモラビアのチーズがかかっていた。想像どおりの味。おいしい。サイゼリヤの「パルマ風スパゲッティ」の少し辛い版といった感じ(そんなに辛くはない)。スパゲッティは少し太めに感じたけれど、気のせいかもしれない。
早い時間帯だったので、店内はすいていた。店内はやや和風でモダンな感じ。先に2人組のご夫婦がいらっしゃって食べてすぐに出て行き、この写真を撮ったすぐにサラリーマンの人が入ってきたりした。
カウンターから外が見えるのはいいね。
樹脂のお皿には「伊麺処」の文字。水を入れた紙コップはもう一つの別業態「スパゲッティ マリアーノ」のロゴ。
調味料も準備されていて、サイゼリヤでおなじみのオリーブオイルやホットソース、グランモラビアチーズや唐辛子フレークなどを利用できる。
ビルで働く人向けポジションの店なので、店頭でテイクアウトの弁当も販売していた。
驚きの「シンガポールチキンライス」。野菜ペーストをアレンジしたっぽいソースがかかっていた。おそらく店内調理ではなくてセントラルで準備したものを販売しているんじゃないかな。この「シンガポールチキンライス」とか「昔ながらのチキンライス」とかを食べてみたくなった。
ごちそうさまでした。サイゼマニアの人以外はわざわざ行かなくて良いとも思うけれど、行って良かったと思っている。
西新宿にあるサイゼリヤの別業態「伊麺処(パスタドコ)」に行ってきた
「そのビルで働く人向け飲食店フロアの店舗」的な佇まい。なので店の存在を知らない人はまず行かないだろう場所
行かなくてもいいかなーと正直思っていたけれど、存在しているうちに行っておくかということで
— マキタニさん🇮🇹サイゼリヤはちゃんとおいしい (@saizeriyaphile) May 12, 2022
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